カテゴリ:映画( 16 )

語り口そのものにユーモアあふれるバンクシー映画

EXIT THROUGH THE GIFT SHOP(2010)
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
2010年/アメリカ、イギリス
監督: バンクシー
出演: ティエリー・グエッタ
スペース・インベーダー
シェパード・フェアリー
バンクシー

オフィシャル・サイト
http://www.uplink.co.jp/exitthrough/

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「バンクシー映画がすごいらしい」というネット界隈の発言を見るにつけ、
早く観たい!、と思っていたがようやく観れた! 

バンクシーとは、イギリス人のストリートで暗躍するグラフティアーティスト。
素性はいっさい明かさない
(※でも、ブリストル出身のミドル・クラスのイギリス白人男性であることが暴かれてるけど)
彼が監督した作品ということで、どんな映画だ、と大期待していたところ、割合オーソドックスなドキュメンタリー映画でした。ただし、彼自身ではなく、彼を撮影し、彼の映画を撮ろうとしたLA在住のフランス人ティエリー・グエッタについて。――で、この発想がすごいおもしろかった。

前半は、ティエリーがグラフティアートの面白さに目覚め、片時も手放さないカメラで、彼らと知り合い、彼らの活動を追ってそれらをひたすら記録していく。そして、そのうちに、イギリスないし、世界中を騒がすグラフティアーティストのバンクシーを知り、ティエリーは彼の撮影をすることを切望していた。しかし、ミステリアスなバンクシーと知り合うことは困難だとされた。しかし、ひょんなことからバンクシーがLAに来ていること、彼が助けを求めることを知り足早に駆けつけるティエリー。彼はバンクシーの信頼を勝ち得、これまで謎とされていた彼の工房や活動を撮影することを特別に許される。

そうしているうちに、バンクシーの名はさらに世界中に轟くようになり、サザビーなどのオークションで高額で競り落とされるようになった。そして、バンクシーはティエリーに、グラフティアートが注目を集める今こそ、撮りためた映画を製作すべき時だと説得。すぐさま映画製作にとりかかったティエリーだが、彼にはまったく映画の才能がなくできた映画は悲惨なものだった。見かねたバンクシーは、ティエリーに試しにアート製作をすることを勧めてみるが・・・・。


ここからが、この映画の後半。詳しい供述は避けるが、ここからのこれ、本当にあったこと!?、こんなめちゃくちゃなことがあっていいの、という驚きの展開なのだよ。バンクシー自身は、アートを一般人の意識をさかなでるもの、だとしてるのだけれども、自身の神経が逆なでされるとは想像もしなかっただろうな。そういう意味で、これもまたアートなのだと、というちょっと苦々しさと、同時に笑いもこみあげてくる不思議なエンディング。それにしても、終盤に出てくるへなちょこなアートはゆるすぎて笑ってしまった。☆☆☆☆☆
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by thora | 2011-08-10 17:08 | 映画

ファンタスティック Mr.FOX/トゥルー・グリット/オスカー・ワオ


ファンタスティック Mr.FOX



ウェス・アンダーソンの映画って考えてみれば、
ストップ・モーション・アニメとかみたいな。

ここ最近の彼の作品のなかで一番面白かったかな。


トゥルー・グリット


マティがかっこいい。


ジュノ・ディアス
「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」

童貞青年オスカー+彼のゴスな姉+と、その元彼氏+姉弟の母親+祖母の話。

わたし、まったくマルケスやらの南米文学を通らず、
最近の南米文学のみを読んでいるのだが、
物語のパワーが凄まじいね。

出だしを、
都甲幸治さん×岸本佐知子さんのトークショーで、
都甲さんが発売前の本書の出だしを読み上げてくれるのを
聞いたのだけれども、

南米に通ずる「フク」という呪いの話は、
まるで、オタクの人からババババババーって、
突然知識を浴びせかけられているような錯覚に陥りましたw
すさまじいエネルギー量が放出されてる気がしました。
そして、それが失速しない。

そして、
そういう(おそらく)伝統的南米文学の物語の枠組みに、
「AKIRA」などの日本アニメとかスターウォーズとか映画のオタク知識が
からんでくるあたりが面白い~。

オスカー・ワオの短く凄まじい人生

ジュノ ディアス / 新潮社




■山崎まどか
「イノセント・ガールズ」

日本ではあまり知られないアメリカのセレブリティ・有名人20人を紹介するエッセイ。
人選が相変わらず、とがっていて素敵だ。(永遠にこの域には達せないだろうな、と同時に思う)
この20人が単にお金持ちで美人なセレブ、ってじゃないところが大事。
で、ピュアであるがゆえに、悲しすぎる人生を送った人が多いので、
読んでて本当キュンとしますね。。
少女性を保ったまま生きるのって難しい。



イノセント・ガールズ 20人の最低で最高の人生

山崎 まどか / アスペクト


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by thora | 2011-03-21 13:02 | 映画

Cause all you People are Vampires!

11月終わり

過去最多ぐらいに劇場に足しげく通ってしまいました。
気がつけばもう12月!


・『アンヴィル 夢をあきらめきれない男たち』

もらい泣きしそうになる。これぞ、ホモソーシャル友情決定版。
もうじき、ヘビメタ好き友人に会うので、この話をするのが楽しみだ。

・『サンシャイン・クリーニング』

エイミー・アダムスと、エミリー・ブラントに、
ドラマ「24」のクロエ(役者名失念)なんていう取り合わせが良い。
エミリー・ブラントも最近、お気に入りの女優のひとり。
『リトル・ミス・サンシャイン』にしても、
わかりやすいくらいの負け犬話は、
ユーモアが足りずそんなに好きでもないのだが、
この役者の取り合わせが最高。

・『パイレーツ・ロック』

これは良くできている。良い。
まぁ、当事者から言わせれば、
海賊船からラジオというのは珍しいこともでなかったし、
あんな最後ドラマチックにしなくても・・、という感じらしいが。
さまざまな種類のDJがいて楽しめる。
50~60年代のイギリスのセンスが楽しめて良い。


途中の美しい女性はエマ・トンプソンだったのか。
ちょっと、侮っていたかも。
イギリスコメディアン勢ぞろい&フィリップ・シーモア・ホフマンとか、
役者のレベルが高い。


『イングロリアス・バスターズ』

最高!!
隣のカップルがうるさくて甚だ迷惑だったけど。
ユリイカを買ったので、あとでじっくり読みたい。


・『トワイライト』

いまさら見てみた。
薄幸美人的なヴァンパイアじゃなくて、
スーパーサイヤ人みたいな超人じゃん。
アメリカ人ティーン的には、
見られる、ってことがたまらない、って感じなのかな?


・宇多丸ウィークエンド・シャッフル

最近の企画は冴えまくっている。
いわもとQや真田特集など面白いものが多い。




・こういう風に映画をどしどし見ているので、
映画関係の企画をぼーんと出してみたけど、
ことごとく惨敗した。他のとこだったらいけるんじゃないかな、と思うのだけど。。
ようは、「実用書」を出せよ、ということらしく、
そうなると私が出せるのは英語ぐらいでとほほ・・って感じ。

英語もとくに猛烈に勉強してできる、って感じではなく、
むしろゆるーく勉強してなんとなくしゃべれるみたいな
(もしきっちりした性格の人なら、私のレベルで英語喋れるとか言わないような気もしている)
レベルなので、どうなのだろう。

まったく「実用」という言葉からはほど遠い世界で生きてきたな、という感じ。
だし、これからもそこに片足つっこみながら生きてるんだろうな、
という気もしている。


・ネットで勝間和代を『ウォーリー』のイヴに例えた文章があって秀逸だった。
Google化するとか、完全にサイボーグのように振舞っているような感じは昔からしていた。
割り切れないことを強引に割り切ろうとする(ポジティブ)パワーはすごい。
香山リカも正直そんな好きではないが、
正面切って対決したのはなかなか読みごたえがありそうだったな。
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by thora | 2009-12-03 02:15 | 映画

3月下旬~4月上旬に観た映画群

・タロットカード殺人事件 (Scoop)
アメリカ、2007年
監督:ウディ・アレン

ウディ・アレン×スカーレット・ヨハンソンもの第二段。
今度はウディ・アレン自ら出演のコメディ。

スカーレット・ヨハンソンがその美貌をわざとダサ眼鏡と、
神経症っぽいウディ・アレンのフリを真似するのがおもしろかった。
まっ、肝心のところでは眼鏡外して、相変わらず綺麗だけどね。

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それに、ウディ・アレンが辺に色気(?)を出さず、
「疑似父娘」という一線を引いていて、それもまた好ましいと思う。

ウディ・アレン作品、初期を中心に全部見たくなる。

・ダージリン急行アメリカ、2007年
監督:ウェス・アンダーソン

Marc Jacobs版のLouis Vuitton風アナグラムの旅行カバンが可愛すぎる。
そのうち、日本でもMarc Jacobsが主流になりそうな気がします。
だって、カワイイ。

ノー・カントリー
アメリカ、2007年
監督:コーエン兄弟

ちょっと、期待し過ぎたか。
「ファーゴ」とか初期作品のほうがいいかもだ。
役者はいいけどね。ハビエルさん。

・(TVドラマ)

ウェイトレス Waitress
アメリカ、2007年
監督:エイドリアン・シェリー


Pieブームだって、絶対。と、思った。

「ミリオンダラ・ベイビー」でも老齢ボクシング・トレーナー、イーストウッドの夢は
レモン・パイを売りにしたダイナー(食事どころ)だったし。

日本語の「パイ」ではなく、
英語のPhieという発音も
なんか心のよりどころ、というか「温かさ」を醸し出してるのかも知れない。
今公開中の「マイブルーベリー・ナイト」もブルーペリー・パイが出てくるし。

この映画自体も良いです。
おいしい「パイ」つくりの名人の女の人の話。
なーんて、ヤワな話ではなくて、

「赤ちゃんより俺を一番に扱うなら赤ちゃんを産んでも良い」
という史上最強の亭主関白夫を持つジェナを中心に、
善良性には溢れてない町で嫌だ、嫌だと思いながら、
働くウェイトレス達の話。


監督、1作だけで亡くなってしまって残念です。
ハル・ハートリーという人の作品にたくさん出ているようなので、
借りてみてみよう。


ゾディアック (Zodiac)
アメリカ、2007年
監督:デビット・フィンチャー

ジェイク・ギレンホールがかわいらしい。
っていう感想は多分、間違ってるのだろうけど。

これ、「謎解き」のような気持ちで見てたけど。
ゾディアック殺人事件の謎を解いたのは、
結局この事件の傍観者の位置にいた新聞のコラム漫画家であって、
担当していた刑事は疲れ果て、新聞記者は酒におぼれてしまっている。

事件解決が映画のように上手く行かないということを教えてくれることも
また最近の映画なのだ。
すっきりしなさが面白い。
2007年前期はこの映画といい、「プレステージ」といい、
面白かったのに劇場で見逃してて悔しいこと、この上なし。


ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ(Election)
1999年、アメリカ
監督:アレキサンダー・ペイン

人生の渋みを描くと評判のアレキサンダー・ペインによる学園ドラマ。
真面目なガリ勉優等生ギャルをリース・ウィザースプーンが演じる。
彼女の強烈な上昇志向に、やっかむいじわる教師にマシュー・ブロデリック。

苦い。が、案外救われたエンドで良いのだ。
ブロデリックの人生は失敗だけで終らない。
「再出発」をきちんと描いてる。


・フェリスは朝突然に (Ferris Bueller's Day Off)
アメリカ、1986年
監督:ジョン・ヒューズ

上の「ハイスクール白書」はこの作品を踏まえたような作品。
マシュー・ブロデリック演じる高校生のフェリスは、
朝起きたら天気がよくって、学校をサボることを決める。

両親はとても甘くフェリスを簡単に休ませるが、
校長だけはフェリスの仮病を疑って、執拗にフェリスを陥れようと画策。
(フェリスはもちろん、一枚上手)
この辺りの、大人の嘗め方、だまし方、
同監督作品のホーム・アローンみたいだなぁ。

学校さぼって、
ちょっとネガティブな友人と、かわいい彼女と三人でシカゴの街で遊びたい放題。
パレード、美術館、高級レストラン。
シカゴ観光映画。


・ボラット
出演:サシャ・バロン・コーエン(ボラット)

あんまり詳しくないけど、
これアメリカでもう主流となった素人が主役の「リアリティ番組」的なノリで作ってるんだろな。

Boratに引っかかって、
超的差別発言をしてしまった大学生、ロデオ会のおじいちゃん。
お気の毒様。

けれど、大学生が語った
「アメリカってのは少数民族に甘くて、主流民族には冷たいんだ」って発言から、
アファーマティブアクションへの批判を思い出す。
既得権なしの白人ってのは辛いんだろう。
まぁ、分からなくもないが、「奴隷制が復活して欲しい」発言は思慮浅過ぎ。

Boratはもう、ベッドで男同士裸でいちゃついたり、ホテル中を裸で走り回ったり、
下ネタ炸裂過ぎて、もうどうしようもない奴。って感じ。

それに強烈なユダヤ人ギャグ(しかも、役者自身はユダヤ人だし)
ユダヤ人の家に泊めてもらった夜に、
「奴らは悪魔の化身だー。殺されるぞー。逃げるぞー」、と
もう妄信のオンパレード。

サシャ・バロン・コーエンは21世紀の最強のコメディアン。
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by thora | 2008-04-05 13:19 | 映画

2月下旬ー3月上旬

・イルマーレ(1999)

韓国版。
イルマーレという名づけられた海に面した家のポストを介して、
1997年にそこに住んでいた男と1999年に住んでいる女が文通をするラブストーリー。
意外に、女が声優、その親友が漫画喫茶の店長などという設定。

・バンディッツ

ドイツの女囚人4人がロック・バンド組んで、脱獄する話。
わたしのけっこう好きな「テルマ&ルイーズ」のような箇所もちらほら。
ロックバンドいう割りに、歌詞がポップでロックじゃない。

・泥棒野郎

ウディ・アレンの初監督作品。
どう考えても弱そうなウディ・アレンが、
銀行強盗、ひったくり、脱獄をやっぱりアレン流でこなすのが笑える。
大マヌケ。銀行強盗の時に、
「自然にふるまえ。黙ってこのカバンに金をつめろ」というメモの中で
スペルを間違えて、逆に騒動を巻き起こしてたりなど。

・ヴィレッジ

狭い共同体の中での話。
その中で巻き起こるタブー。
なんか現代アメリカ批判してるんでしょうか。
私的には、「サイン」がお気に入りなので。これはいまいち。
マイケル・ピットが一瞬出ている。
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by thora | 2008-03-20 14:18 | 映画

ハッシュ!

HUSH!

日本、2001年、135分
監督: 橋口亮輔
出演: 田辺誠一
    高橋和也
    片岡礼子
    光石研


ペットショップで働く直也。気ままなゲイライフを送りながらも充足感を得られずにいる。土木研究所で働く勝裕。ゲイであることを隠し、自分の気持ちをストレートにうち明けられない優柔不断さにうんざりしている。歯科技工士の朝子。傷つくことを怖れ、人生を諦めたような生活を送っていた。やがて、付き合い始めた直也と勝裕。平穏な時が流れようとしていたある日、二人は朝子との偶然の出会いから、その関係が揺らぎ始める。朝子は勝裕がゲイであることを承知の上で、「結婚も、お付き合いもいらない、ただ子どもが欲しい」とうち明ける。

新しい家族像。
結婚なんて形態は古くさくなっていることを示し、
「ゲイだったら、子どもは持てず、家庭は築けないのか、」
という既存の価値観に反旗を翻す。

オチもすごい、良い。


それにしても、加瀬亮が出てるって、
ほんの2,3分ではないか。。
加瀬亮コーナーにあるのは、非常に間違ってると思います。
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by thora | 2008-02-24 18:19 | 映画

恋のからさわぎ (1999)

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10 THINGS I HATE ABOUT YOU

アメリカ、98分
監督: ジル・ジュンガー
出演: ヒース・レジャー
     ジュリア・スタイルズ


これを観て、
ヒース・レジャーの死を悼む。⇒



これまたアメリカのハイスクールが舞台。
学校一変わり者の姉がデートをするまで、
デートを禁止されてしまった美人な妹。


彼女とデートするために、
男の子たちが姉にぴったりな男として、
目をつけるのが、
数々の伝説を持つ札付きワル、ヒース・レジャー。
この人のかもし出す雰囲気は超かっこいい。

最初は、
金目当て(デートすることで妹の信者たちから金をまきあげる!)だが、
次第に彼女の魅力に惹かれていく・・・・

これ、シェイクスピアの「じゃじゃ馬慣らし」がもと。


超有名シーン。
ヒース・レジャーが学校のグラウンドで、ブラバンを雇って、
君の瞳に恋してる」を大熱唱。
そのヒース・レジャーのやんちゃさが若くて、まぶしい。
輝いてましたな。

ビターな魅力と評されるジュリア・スタイルズ。
学園中で恐れられる超フェミ女。シルヴィア・プラスを愛読す。
サバ系姉御で、けっこう美人だ。
一見すると、ラブコメ主人公じゃないところがミソ。


しばらくは、学園ドラマ続きです。
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by thora | 2008-02-10 22:03 | 映画

メモ。

・「スウィニー・トッド」

主演の二人、
ジョニー・デップも、ヘレナ・ボナム・カーターも
クソ不健康な感じがよく似合う。
特に、ジョニー・デップが格好よい。
何をやらせても、様になります。


シザーハンズ、スリーピー・ホロウ、コープスブライド的な流れを汲んだ映像が見もの。

かみそりで一振り、ピュっと鮮血する。
たいへんグロい。
この映画を見る前に、食事は済ませるべし!

特に、イリヤ・レーピンの「イワン雷帝と皇子イワン」だよ。
あの最後のカットは。
非常に怖いです。




・「ラスト・コーション」

アン・リー、トニー・レオンという予備知識のみで見に行く。
友達とやや絶句す。
すっごい濃厚なラブシーン。

いっしょに見に行く相手を間違えなくて本当に良かった。

中国版ブラックブックですね。
女性工作員の強さが見ものか。


・「キルステン・ダンストの大統領に気をつけろ」


かあいいー。
キルステン・ダンスト、ミッシェル・ウィリアムズも。
その服装も、その設定も。


大統領の陰謀」をパロディ。
記者を演じるのがウィル・フェレル!と、ブルース・マックロック。

ご存知ニクソンのウォーターゲート事件を、
たまたま目撃してしまった15歳の女の子二人組。

ガールズ・パワー全開。
15歳はここまでアホ気味かはわからないが。
あいも変わらず、キルステン・ダンストはキュートの極み。

カラータイツ、チェックのコート、といったスタイルから、
頭に巻いたいかにもヒッピー・ファッション、
極めつけは、星条旗で作ったビキニか。


ニクソンに恋するミッシェル・ウィリアムズも良い。
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by thora | 2008-02-10 12:41 | 映画

終わりで始まりの4日間(2004)

GARDEN STATE

アメリカ 103分
監督: ザック・ブラフ
出演: ザック・ブラフ
     ナタリー・ポートマン
    ピーター・サースガード
    イアン・ホルム


この映画、all cinema onlineなどによれば、
アメリカ映画青春映画の金字塔的作品。

監督で主演でもあるザック・ブラフ演じる売れない俳優アンドリューが、
下半身不随の母親の死を機に10年ぶりくらいにニュージャージー州故郷、
に戻ってくる。

そこで徐々に明かされる過去のトラウマと、
ナタリー・ポートマン演じる、うそつきの変人のかわいい女の子。
バイクのる時のヘルメットを「彼氏の」、と言いつつ、
後で実は癲癇の作用のためのものなの、と告白。
それにしても、この人童顔だなぁ。
高校生にしか見えない。

映画はちょっと、前に流行したオフビート家族ドラマもの。
主人公の過去の葛藤とその癒しの過程。
が、本作の見どころか。
少々、陳腐なのが鼻につくが。
家族・青春ドラマだから、しょうがないか。
でも、やっぱりそんな好きじゃない。

これも9.11以降を意識して作られたドラマなのだろうなぁ、と思う。
冒頭、飛行機でのパニックの中で、
一人そのパニックから取り残され冷静に振舞う主人公が、
ハっと目を覚ますところから始まる。
穿ち過ぎかも知れないが。。

「エリザベスタウン」だな。よく似ている。


でも、一番の耳どころは、
やっぱりこれを機に大ブレイクしたアメリカバンド、The Shins(ザ・シンズ)だったりする。
「これを聴いてみて人生変わるから」と、言う。
これが一番、アメリカでブレイクした理由だろうと思うよ。
ギター・サウンドのシンプルなメロディの良いバンドだもの。

これを聞かされて、
30秒ほどきいて、良いって答えてる主人公はいかがものか。
まっ、劇中でガンガンかかってるから、良いのかー。

そんなThe Shins(ザ・シンズ)の"New Slang"です。
この映画場面つき。


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by thora | 2008-01-25 20:59 | 映画

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ (1989)

LENINGRAD COWBOYS GO AMERICA

フィンランド/スウェーデン 78分
監督: アキ・カウリスマキ
出演: マッティ・ペロンパー
    ザ・レニングラード・カウボーイズ
    サカリ・クオスマネン


びよんと伸びた長すぎるリーゼントに、
同じく爪先のとがり過ぎた靴をはき、
黒服のロッシャのロックバンド、レニングラード・カウボーイズのアメリカ興行の珍道中。

喰えないマネジャーと、
シベリアの雪で凍ってしまった棺に入れた仲間を抱え、
ニューヨークから、メキシコへ。

フィンランドのアキ・カウリスマキのデビュー作。
クスっとした笑いを届けてくれる。
サイレント映画のような、字幕が特徴。


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ヴィジュアル的にも素敵。

一部を。
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by thora | 2008-01-25 20:53 | 映画